【ちいさいひと】5巻の内容をネタバレ!感想やレビューも掲載!

あまり知られていない里親制度にスポットを当てた回です。また、子供が虐待がきっかけで抱えてしまう「愛着障害」の難しさも描かれています

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ちいさいひとの概要

増え続ける児童虐待。すべての子どもたちの幸せのため、駆け出し児童福祉司の相川健太は今日も奮闘する! サンデーでのシリーズ連載開始以来、大きな反響を呼んだ真剣ドラマシリーズが、ついに単行本化!! その命を救うため、その笑顔を取り戻すため、日々戦う大人たちがここにいる!

 

 

ちいさいひと5巻のネタバレ

児童心理司の宮脇が新キャラとして登場します。イケメン眼鏡です!児童心理司は里親委託の際の心理判定で活躍します。

 

養育里親制度

里親制度と一言で言っても種類があり、今回のケースは実の親からの虐待で一緒に暮らすことができなくなった子供が対象の「養育里親」です。しかもこの制度で上手くマッチングするのは全体の一割という少なさです。今回その対象となったのは両親が離婚をし、お互い再婚をしたがどちらも引き取りを拒否し、たらい回しされたあげく両者から虐待を受けてきた佑都。一時保護所で預かったものの、虐待による重度の愛着障害を抱えており度々問題行動を起こしてしまいます。愛着障害とは自分から助けを求める対象となる特定の大人を持てない症状のことで、誰にも心を開けず自分の欲求に自制が効かず、反抗的、破壊的行動や気を引くために嘘をつくという行動に出てしまいます。佑都には愛着障害が重度のため人が入れ替わる養護施設より、家族の温もりを実感させるために里親制度を利用する方が良いのではという話しがでます。しかし、心理判定の結果では問題行動が多いため、里親が問題行動に耐えられないと反対する児童心理士司の宮脇。健太は自分の経験から里親に養育委託を勧めます。後日、判定会議で佑都の里親への養育委託が決定し、マッチング会議にて適切だと思われる家族を何組かピックアップします。が、懸念していた佑都の問題行動が目立ちなかなか上手くいきません。少し注意されたりすると、とたんに態度を豹変させてキレてしまう佑都。これも愛着障害の症状なのですが、愛着障害に理解がないと受け入れるのは厳しいようです。そしてやっと佑都の愛着障害を含め受け入れてくれそうな向田夫婦と出会います。

 

健太のSOSレーダーが反応!?

向田夫婦と佑都は何度も面会とお泊まりを繰り返し、しだいに打ち解けていった様に見えます。しかし、佑都が向田夫婦の夫・泰幸と目を合わさない様子を見て健太のSOSレーダーが反応します。更に意味深な発言をする佑都。健太は佑都と泰幸の関係が上手くいってないのではと疑います。心配を訴えても先輩達には、本人達に任せるしかないという答え。そして、佑都と向田夫婦のマッチングは成立し正式に里親子となります。初めは里親への養育委託を勧めていた健太は、宮脇の反対意見を思い出し不安になっていくのでした。

 

消えた佑都

健太の心配は的中し、向田夫婦から佑都が暴れてケガをしたという連絡が入ります。「この家やだ」と呟く佑都。暴れたのも泰幸との関係に問題があるのではと考える健太。この先のため佑都は向田夫婦に任せて帰宅しますが、今度は佑都が失踪したとの連絡が入ります。自分がもっと踏み込んでいればと後悔しながら捜索しますが見つかりません。保育士の長澤になついていたため、一時保護所に帰ってきているかもしれないと、一度一時保護所に戻ります。しかしそこに佑都の姿はありません。宮脇も心配し一緒に捜索をしてくれます。向田夫婦は佑都がいつ帰ってきていいように玄関で寝ます。近所をさまよっていた佑都は深夜家に帰ってきますが、玄関で寝ている向田夫婦に驚いてまた逃げ出します。ちょうど鉢合う健太と宮脇。2人はそっと様子を見守ります。今まで実親にたらい回しにされ、邪魔者扱いされていた佑都。泰幸は家族なんだから迷惑をかけてもいい、ここが3人の家だと言い切ります。佑都は自分が邪魔じゃないか心配で堪らなかったのです。向田夫婦はとっくに佑都を大きな愛情で包んでいたのでした。佑都が泰幸と目を合わさなかったのは悪さを叱られたことに過剰に反応した結果で、健太に思わせぶりなことを言ったのも大人の注意を引くためでした。本当の愛情に飢えていただけなのです。今回は珍しく健太のSOSレーダーが外れましたね。

 

健太と母親

児童福祉司として日々成長している健太ですが、実はまだ自分の実母との関係は心の整理ができていません。実母から手紙が来ても、読むことなく破いて捨ててしまっていました。前巻の蓮編でもありましたが、罪を犯した親との関係をどうするかを自分で整理できて初めて本当の未来が歩めるのです。しかし健太の場合、過去にとらわれているシーンが多々あります。今回最後で、健太はやっと実母からの手紙を読むことができます。健太は母を許せるのでしょうか。

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ちいさいひと5巻のレビュー

 

電子書籍で購入。前からきになってて今回読み始めました。血の繋がりってなんだろうね‥。一緒に生きていければ、血の繋がり関係なく、それで家族なんだと私は思います。ほんとに、こんなことをする親がいるんだよね‥。

 

児童相談所を とても解りやすく 伝えている本。普段 決まった作者の漫画しか読まないけれど、これは あらすじを見た瞬間に、電子版の購入を決めた。たくさんの人に読んでもらいたい。

 

児童相談所を舞台にした作品。少年漫画誌にこういう社会派 (?) な漫画が載るのは、とても良いことだと思う。いろいろな作品に触れられる方が、より各々の作品を楽しめると思うので。作中の文字数は、比較的多めだが、スラスラと読めた。コラムで、児童虐待や、児童福祉司についての知識も深められるのも良いです。

 

ちいさいひと5巻の感想

実親に愛情を注いでもらえず育った子供、子供に恵まれなかった夫婦。一緒に住めれば両者幸せ、と単純に考えていましたが里親制って非常に慎重に行われるのですね。特に子供が愛着障害を抱えていたらなおさら。里親子になったにも関わらず、虐待されて死んでしまう子供もいるようなのでマッチングさせるのが難しそう。佑都と向田夫婦にも、今後様々な試練がありそうですが家族として乗りきってほしいです。そして次巻はとうとう最終巻!裕太と母親の関係性にも注目です。

 

「この作品読んでみたい!」と、思った方は電子書籍を利用するのが便利です。電子書籍ならわざわざ書店に足を運ぶ必要がなく、スマホで今すぐ読むことができるので、この機会にぜひご利用ください。

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ちいさいひとネタバレ5巻内容感想レビュー

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