【善悪の屑】1巻の内容をネタバレ!結末の感想はこちら!

携帯の広告バナーで見て、気になっていたこの作品。グロい復讐マンガかなと思って実際読んでみると、想像以上に闇が深かったです。

もちろんフィクションなんですが、夢物語には思えなくて・・・!いろんな意味で心が苦しくなる作品です!

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善悪の屑の概要

街中にある小さな古書店『カモメ古書店』を営む2人の男・カモとトラ。2人は裏では「復讐屋」 を名乗り、法の裁きから逃れた加害者を被害者の代わりに壮絶な復讐をもって裁きを下す処刑人であった。

 

善悪の屑1巻の内容をネタバレ!

 

カモとトラ

妻と娘を強盗殺人事件で失った過去を持ち、そのことがきっかけで復讐屋になった鴨ノ目 武(かものめたけし)通称カモと、おそらく自身もなにか辛い過去を持っておりカモの相棒として活動する通称トラ。この2人で復讐代行をしていくのですが、性格も全然違います。

カモは見た目も厳つく無愛想。しかも、悪人に対して全く容赦ありません。カモの過去は現段階では断片的にしか語られていませんが、事件はこの復讐屋の仕事の大きな原動力となっています。

一方トラは腕っ節は良いのですがまっすぐな性格故、依頼者に感情移入しすぎる面もあります。カモと同様悪人に強い嫌悪を持っていますが、カモほど非情にはなりきれないのでカモのやり方に意見し衝突することも多々あるようです。彼らは「悪人(クズ野郎)は絶対に許さん」という強い共通点のもと次々と復讐代行をしていきます。トラの過去も いずれ語られそうですね。

 

依頼者に感情移入しまくり!

トラじゃないですけど、出てくる加害者(悪人)が鬼畜すぎて、読者もかなり依頼者に感情移入してしまうのではないでしょうか。

1巻では自身もレイプされ幼い子供を殺された母親、いじめを苦に自殺した孫をもつお婆ちゃん、妹が強姦の末殺された姉、クラスで飼っていたウサギをDQNに殺され悲しむ少女の4人が依頼者として登場します。が、どの話もかなり胸くそ悪いです。

なのでカモとトラが加害者に対して無双するのは正直、やってやった!と思います。

ただ、加害者が死をもって制裁されたり、報復されてもスッキリしないのがこの漫画の醍醐味でもあると思います。被害者の悲痛の死の事実は変わりません。読んでいる間 終始、張り詰めた気持ちになりました。

 

似ている事件が現実社会では起きている

残虐極まりない事件ばかりで「うわーーー・・・」と思って読むのですが、これって現実でも同じような事件って実際起きていますよね。度の超えたいじめや動物虐待など耳にすることもありますし、強姦の末殺された妹の話は、女子高生コンクリート事件を連想した人も多いはずです。恐らくこれからのストーリーも、よく似た事件ありましたよね?というものも出てくると思うのですが、これがこの漫画のリアリティを感じさせてくれます。

 

最終的にどこに向かうのか

良く言えばダークヒーローですが、カモとトラは人を殺しているので犯罪者です。復讐からまた復讐が生まれ彼らがやり返されるかもしれません。

ただ作中の「人間は弱い 。どんなに相手を恨んで殺したいと願っても一線を越えることができない・・・だったらすでに一線を越えているオレ達が代わりにやればいい」というカモの言葉に復讐屋としての覚悟を感じます。

また、第1話でカモが読んでいる本が「善悪の彼岸」なんですね。私はこの書籍を知らなかったのでざっくり調べたところ、これは哲学者のニーチェが著者で、ニーチェはその中で「善悪に境界線はない」と言っているのです。

つまり、一般的に正義とされているものがそうとは限らないという主張なのですがカモは何を思い考え、この本を読むのでしょう。

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善悪の屑1巻のレビュー

 

被害者や被害者家族の苦しみ、怒りに対応しきれない法律の壁が高い日本には、ある意味必要な職。
テレビのニュースなどで凄惨な事件を見いる度に、私が当事者なら、、といつも考える。
死刑になるような判決はごく一部で、大方の犯罪者は数年〜十数年で、普通の生活を取り戻し、被害者が送り得なかった人生を送る。
それが許されている。

持って行き様の無い怒り、悲しみ、憎しみを解決するには必要な仕事。現実には起こりえないけど、読んだ後には爽快感すら感じる。

 

表向きは古書店の復讐代行屋が、社会に埋もれた犯罪の被害者側に代わって復讐を行う物語。
いずれも実際の犯罪がモチーフになっているらしい。

復讐のターゲットが徹底的に悪なので一定のスカッと感はあるが、復讐の方法がなかなかえげつなくて痛々しい。それも、犯人が行った鬼畜の所業を思えば心理的には納得できる。

ヤングキングで連載中で、まだ完結していない本作。現実世界では果たせなかった復讐を、今後どのような形で裁いていってくれるのか楽しみ。

 

5巻まで読んだ。一部完で、続きは「外道の歌」で連載中とのことでとても気になる。
被害者に代わって復讐を実行する主人公のカモとトラ。人が人を裁くなんて、という読む側の逡巡を吹き飛ばすくらいに、頭のネジが100本くらいはずれた犯人は徹底的に悪として描かれる。

昔から、法に変わって悪を裁くテーマの作品はたくさんあるが、ともすれば独善的に描かれがち。それが、本作は裁く側も裁かれる側も「屑」と言い切る潔さ。だから道徳だの正義だの倫理だの、あれこれ棚に上げて単純にスカッとできる。
一世を風靡した「倍返しだ!」の台詞があんなにも受け入れられるところを見ても、今の世の中全体が表に出せない鬱屈した感情を抱えているように思う。

 

善悪の屑1巻の感想

軽い気持ちで読み始めたのですが、結構話が作り込んであり深くて、良い意味で疲れました。作中のカモの台詞で、子を殺された母親に依頼終了後「子供ってのは親が笑ってりゃ一緒になって笑うんじゃないかなぁ」と声をかけるのですが、これは非常にグッときました。カモも子供を亡くしており、前に進まなければいけないはずなのに彼は作中一度も笑っていません。(子供が生きていた頃の回想シーンでは笑っていましたが)復讐を通して彼が救われることはあるのでしょうか。

 

電子書籍を活用すれば、わざわざ書店に行く必要なく、今すぐ読むことができるので、ぜひ活用してみてください。

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善悪の屑1巻ネタバレ感想内容結末

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