四月は君の嘘は主人公のピアニストとヒロインのヴァイオリニストの成長を中心に描いた音楽の漫画です。音楽を題材に取り扱った作品はアニメ化や映画化、ドラマ化と様々なメディアミックスが行われる傾向が昨今では多く見られます。この作品もその一例です。
今回は主人公の有馬公生の名言を厳選して紹介させて頂きます。
目次
- 1 有馬公生の名言8選
- 1.1 ピアノは嫌いだ。それでもしがみついているのは、きっと僕には何もないから。ピアノを除けば僕はからっぽで、不細工な余韻しか残らない。
- 1.2 たくさんの人と、音を共有できた時、たくさんの人に、音が届いた時、心を重ねた時・・・音楽は言葉を超えるのかもしれない。
- 1.3 知らなかった。音楽がこんなにもカラフルで、匂いがあって、音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ。
- 1.4 蹴られ殴られ引きずりあげられた舞台には……慣れ親しんだ舞台には……僕の知らない光景があった
- 1.5 あぁ、そうだ…君のために弾こう
- 1.6 なしのつぶて。まぁ、そうだよな。僕は、たった一人でいいんだ。届くかな届くといいな。
- 1.7 病気なんて蹴散らしちゃえ そしてまた一緒にこの舞台で…
- 1.8 君は自分勝手だ…お礼を言うのは僕なのに……
- 2 まとめ
有馬公生の名言8選
ピアノは嫌いだ。それでもしがみついているのは、きっと僕には何もないから。ピアノを除けば僕はからっぽで、不細工な余韻しか残らない。

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN
- コミックス:1巻
母親とのトラブルの後、自分の引くピアノの音が聞こえなくなってしまうという症状を引き起こしてしまいます。それがきっかけでピアノから離れるものの新譜の譜面起こしのバイトなどを行っていました。「ピアノは嫌いだ。それでもしがみついているのは、きっと僕には何もないから。ピアノを除けば僕はからっぽで、不細工な余韻しか残らない。」というのはピアノ以外に取り柄が無いということや譜面は起こしているのに自分の引くピアノの音は聞こえないというジレンマを表しています。
たくさんの人と、音を共有できた時、たくさんの人に、音が届いた時、心を重ねた時・・・音楽は言葉を超えるのかもしれない。

出典:Twitter
- コミックス:9巻
公園で公生と凪とのやり取りで出てきた名言です。公生のこれまでの経験が詰まっている名言となっています。それを聞いた凪は陳腐だと切り捨ててしまいますが、後に大きな変化を与えることになります。この時の名言は音楽をしている人やコンサートなどによく行く方は特に共感できた台詞になっているのではないでしょうか?
知らなかった。音楽がこんなにもカラフルで、匂いがあって、音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ。

出典:Naverまとめ
- コミックス:4巻
公生が毎報音楽コンクールでかをりや椿の演奏を聴いて音楽の奥深さを実感するシーンです。その時に出てきた台詞が「知らなかった。音楽がこんなにもカラフルで、匂いがあって、音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ。」というものでここに音楽の醍醐味が詰まっているようにも思えます。自分に影響を与える人の存在は大きいということも伝わってくる部分ではないでしょうか?
蹴られ殴られ引きずりあげられた舞台には……慣れ親しんだ舞台には……僕の知らない光景があった

出典:Yahoo!ブログ – Yahoo! JAPAN
- コミックス:5巻
紘子が公生にどうしてピアノに向かわせたかを問いかけられた際、「蹴られ殴られ引きずりあげられた舞台には……慣れ親しんだ舞台には……僕の知らない光景があった」とかをりとの出会いがきっかけであることを話します。人生のターニングポイントとなった存在との出会いは人を大きく変えるという事を公生は紘子に伝えているようにも感じます。多くの方が自分に大きな影響を与えた存在が1人はいるのではないでしょうか?
あぁ、そうだ…君のために弾こう

出典:マンガがあってよかった。 – FC2
- コミックス:5巻
公生がかをりのためにピアノを弾くシーンです。それまでは何のためにピアノを弾くのかを見出せなかったのですが、この時、初めて自分がピアノを弾く意義を見出すことになります。紘子も公生の想いを察します。
なしのつぶて。まぁ、そうだよな。僕は、たった一人でいいんだ。届くかな届くといいな。

出典:Naverまとめ
- コミックス:5巻
コンクールでかをりのために演奏することを決意した際の台詞です。「なしのつぶて。まぁ、そうだよな。僕は、たった一人でいいんだ。届くかな届くといいな。」という言葉からかをりに対する想いがストレートに伝わっているのが分かるのではないでしょうか?
病気なんて蹴散らしちゃえ そしてまた一緒にこの舞台で…

出典:livedoor Blog
- コミックス:11巻
公生が東日本コンクールでピアノの演奏をするシーンでの事です。この時、かをりの手術も行われていました。これまでのことを振り返りながらピアノを演奏していきます。悲しげな部分も見られますが、「病気なんて蹴散らしちゃえ そしてまた一緒にこの舞台で…」とかをりと一緒に演奏したいという想いが演奏にも出てきます。この時、公生のそばにかをりがいるような描写が描かれています。
君は自分勝手だ…お礼を言うのは僕なのに……

出典:Twitter
- コミックス:11巻
かをりの手紙を見た時に出てきた公生の台詞です。かをりがきっかけで公生がピアノの演奏を再び始めたと言っても過言ではありません。そういった部分を踏まえると、最後にお礼を言えなかったことが悔やんでいるのが伝わります。四月は君の嘘の中で最後に大一番の盛り上がりを見せるシーンにもなっています。2人の絆の深さを感じたという方も多いのではないでしょうか?
まとめ
今回、四月は君の嘘において公生の名言をこれまでのエピソードから厳選して紹介させて頂きました。公生がかをりを通じて成長していく過程を見るのが物語の醍醐味となっている部分が大きいです。もし、興味を持ったという方は一度コミックスやアニメに触れてみてはいかがでしょうか?
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