【善悪の屑】5巻の内容をネタバレ!事件の元ネタも掲載!

善悪の屑ネタバレ5巻内容事件元ネタ

今巻で最終巻です。前巻から引き続いている小学生殺害事件が結末を迎えます。犯人は罪を認めるのでしょうか。なぜそこまで非道になれたのでしょうか。

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善悪の屑の概要

街中にある小さな古書店『カモメ古書店』を営む2人の男・カモとトラ。2人は裏では「復讐屋」 を名乗り、法の裁きから逃れた加害者を被害者の代わりに壮絶な復讐をもって裁きを下す処刑人であった。

 

 

善悪の屑5巻のネタバレ

全編を通して、一番話がエグかった今回の小学生殺害事件。一番心理が理解ができない犯人でした。

 

小学生殺害事件前編

ゴミだらけの汚いアパートで寝起きする男。後に小学生殺害事件を起こす犯人、櫻井志津馬(さくらい しづま)です。工場勤務ですが朝からビールを飲むクズっぷり。通勤中にスマホゲームに夢中の子供とぶつかります。落ちた携帯を拾ってあげるのですが子供に礼を言われなかったことを根に持つ櫻井。工場でも長年働いていますが新人レベルの仕事をしています。仕事後、1人で飲んでいるとサラリーマンが学歴自慢をしていました。一方汚い部屋の冷たい布団で眠る自分。そこで何を思ったのでしょうか。翌日、包丁片手に出かけます。昨日のぶつかった小学生を探している様子。とりあえず同じ年頃の子供達について行きます。子供達は有名私立に通っているようでした。そして、基地で遊ぶ4人の小学生を次々に殺害し、犯行で使った包丁は地面に埋めてしまいます。犯行後スーパーで刺身を買い、テレビを見ながら一杯やっている櫻井の表情は満面の笑顔です。何が怖いって殺された4人の子供の中にぶつかった子供はいないんですよね。つまりただのきっかけであり誰でも良かったのでしょう。

 

小学生殺害事件後編

警察で取り調べを受ける櫻井。明らかに犯人なのですが物的証拠が無いため逮捕に踏み切れない警察。その状況に業を煮やし集まる被害者遺族達。1人を除いて警察に捕まる覚悟で櫻井への復讐に挑みます。しかし、いざ櫻井を襲ってみると空手の有段者で全く歯が立ちませんでした。返り討ちにあった遺族に対し、「残念だったなぁ!?ガキまで殺されて仇も取れねぇでボコられて!」「あんなイイとこ学校にガキ入れて学歴や年収じゃオレより上かもしれんが最終的な人生レースじゃオレの勝ちなんだよ!」と啖呵をきります。

善悪の屑ネタバレ5巻内容事件元ネタ

 

さわぎを聞きつけ警察がきて遺族達は退散しますが櫻井は「オレの勝ちだぁ!」と勝利宣言をします。

 

附属池田小事件

櫻井の事件は附属池田小事件が元ネタと思います。犯人の生い立ちにも注目された事件でした。概要はこちらです。

2001年大阪府池田市の小学校で起こった無差別殺傷事件で、犯人は宅間守。宅間は幼少期から三輪車で国道を走ったり、父親からの虐待によるストレスから動物虐待を行うようになります。小・中学生の頃には自分より劣る者を奴隷と呼び、自分のことを宅間様と呼ばせ暴行をしていました。問題行動はエスカレートしていき、些細なことで母親を殴る家庭暴力を繰り返すようになります。またレベルの高い中学に受験を希望しますが、宅間の成績では無謀だと言うことで受験させてもらえませんでした。このことがきっかけで「自分をもっと頭の良い人間として産んでくれなかった親が悪い」と親を恨むようになり、地元の中学校、高校へと進みますが高校では学校で教師を殴り、わずか40日程で退学となっています。ここから宅間の高学歴へのコンプレックスが生まれ、自分の人生が上手くいかないのは周りのせいと思うようになったと思われます。
その後様々な仕事を転々としますが上手くいかず、4回の結婚、離婚を繰り返しています。逮捕歴も事件を起こすまでに15回もあったのでした。

そして、あの事件は起こります。宅間は教室にいきなり乱入し、異変を察し逃げ惑う児童達を無言で襲い8人もの罪のない児童を刺し殺しました。教師達に押さえられ逮捕されるのですが15人の重軽傷者がでました。犯行もさるものながら、法廷内での暴言も話題になりました。口笛を吹きながら入廷し、「わしが殺したガキどもは、わしの自殺の為の踏み台の為に、生きていたんやな!ほんま、感謝しとる。 あのガキが8人死んでくれたから、俺が死ねるんやから 感謝せなあかん!死んでくれてありがとう!! でも、死刑になるだけやったら3人で十分やったな。残りの5人はおまけで感謝しといたる!」と全く反省の様子を見せなかったのです。勿論宅間は死刑判決が出ています。ここでは全文載せていませんがこの時の暴言が宅間の身勝手な人となりをよく表しています。興味のある人は是非調べてみてください。

 

復讐

被害者遺族で1人復讐に参加しなかった母親が依頼をし、遂にカモ達が動き始めます。いつものようにトラがターゲット確保に向かいますが、櫻井とトラが結構いい勝負でギリギリ捕獲できました。そして、今までで一番残虐な復讐タイムが始まります。手足、口、胴体を固定されている櫻井。手始めにカモが手にナタを一撃させても怯みません。それどころか全く後悔も反省もないとのこと。自分は心のブレーキがないので凡人にできない事ができる!と意気込みます。櫻井は兄弟の中で1人だけ進学校に進めなかったことから人生が狂い始めます。学歴コンプレックスもここから来ているのでしょう。カモは櫻井に「人間を殺すなんて誰にでもできる。でもやらない。意味が無いからねぇ。」と言い、手足の指を切り取り、歯を引っこ抜き、目をつぶします。そして、あれだけ強気だった櫻井がついに「もう殺してくれ」と請いますが、勿論カモは許しません。「もう少し苦しんで死のうか?」と復讐はまだ続くのでした。

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善悪の屑5巻レビュー

 

この漫画で最後に持って来た話がイイな。笑ってしまった。第2部楽しみです。

 

久しぶりの直球な屑キルが気持ちいい(あんなえぐくても)。恒例になりつつある鍋回もトラのツッコミが冴え、ほっとさせる締めで満足。予告編は今からキツそうだなあ。

 

犯罪被害者です。やり切れない気持ちを抱えている中、この漫画に出会いました。自分も被害に遭い、娘も被害に遭いました。娘を酷い目に遭わせた加害者の事、刺しに行きたい衝動がありました。殺したいのではなく、刺したかった。殺して人生終わるなんて、それも許せない。刺されて、痛み苦しめと思った。私が被害に遭った頃は、復讐屋いましたよ。ヤクザ系です。でも給料の三ヶ月分では済まされない、もっと多額でした。私は断ったけど、復讐屋に依頼していた女性もいました。でも多額の復讐料を支払うために、大変そうでした。この漫画はフィクションなので救いのあるラストになっていますが(救いのない作品は映画、ドラマ、小説、アニメ共に全て受け入れられにくい)、現実はもっと救いがないです。復讐してくれてありがとうございました、終わり。にはならないです。残忍な復讐を行うのはリスクが高いですから、それ相応の報酬を求められます。

 

善悪の屑5巻の感想

最終巻をむかえてしまいましたが、1部が完結したということで2部へ続きます。沢山の伏線が回収されていないままなので楽しみですね。今巻で奈々子の事件の犯人、園田の手がかりも出てきましたし、2部ではグッと近づくのではないでしょうか。初めは絵柄が受け付けないと思って読み始めた作品ですが、話に引き込まれすっかりはまってしまいました。同時に元ネタとなっている凶悪事件にも興味をもて、そちらと併せて読むと面白さ倍増です。でも、どの話を読んでも5巻でトラが言っていた「なんであんなヤツおるんやろな」という気持ちになります。人間の闇は非常に恐ろしいです。

 

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