フェアリーテイルには様々な恋愛模様が描かれますが、フェアリーテイルにおけるボスのゼレフと初代フェアリーテイルマスターのメイビスもその一つ。
今回、ゼレフとメイビスの関係性をまとめておきたいと思います。
スポンサーリンク
ゼレフとメイビスの関係まとめ

出典:festy.jp
ゼレフにかけられた「アンクセラムの呪い」

出典:festy.jp
ゼレフはミルディアン魔術学院の生徒であり、創立始まって以来の天才と言われていました。ゼレフの実の弟であるナツが死んでからはナツを蘇生させようと生と死の研究を始める。
人を生贄にすることで一人の命を甦らすことができる「Rシステム」や過去や未来を行き来することができる扉「エクリプス」の研究を進めるものの、人の生死に関わる研究が「危険思想」と見なされ、学校側から退学の処分を受けてしまいます。そこでアンクセラム神の呪いを受け、不老不死の体と周囲の生命を枯渇させる力を手に入れることになりました。
ゼレフとメイビスの関係

出典:prcm.jp
メイビスはアンクセラムの呪いに苦しむゼレフに偶然出会います。そこでメイビスはゼレフから魔法を教えてもらう。その中の一つがフェアリーテイル三大魔法の一つ「フェアリーロウ」。当時未完成だった黒魔法をつかった代償として、メイビスの体の成長は止まってしまいました。
しかし、これは単に体の成長が止まったわけではなく、ゼレフと同じアンクセラムの呪いにかかり不老不死の体となっていたために起こった現象でした。メイビスは、「わたしの周りでは人は死んでいない」とアンクセラムの呪いを否定するものの、それはメイビスが戦争によって命の重みが理解できていないことが原因。
そして、アンクセラムの呪いによって、実際に尊い命が奪われてしまうのです。
ゼレフとメイビス2人の恋の行方は・・

出典:matome.naver.jp
戦争によって命の尊さを感じれていなかったメイビスが命の尊さを感じてしまう出来事が起こりました。それはマカロフの父であるユーリの妻リタの子供が生まれるという出来事。メイビスが出産を終えたリタの手を握ると、なんと生気がなくなり生き絶えてしまう。
生命の誕生の瞬間に立ち会ったことで改て命の尊さを理解したメイビスは、アンクセラムの呪いの「死の捕食」によってリタの命を奪ってしまったのです。現実と向き合えずその場から逃げ出してしまったメイビスは、ギルドに戻ることはなくなり、一人森にこもり、そこで再びゼレフと出会います。
メイビスもアンクセラムの呪いに苦しんでいますが、ゼレフは300年間もの間、その呪いに苦しめられ続けています。唯一の理解者が同じ呪いに苦しむメイビス。
メイビス
「私は拒まない あなたを受け入れます」
ゼレフ
「!」
メイビス
「あなたの気持ちがわかるのは私しかいない あきらめないで…呪いを解く方法はきっと見つかる
一緒に…見つけましょう」
ゼレフ
「一緒に…」
メイビス
「はい」
ゼレフ
「こんなに人に優しくされたのは初めてで…」
メイビス
「いいえ 忘れてるだけです きっと…」
ゼレフ
「こんなに人を愛しく想ったのも…」
2人は口づけを交わしますが、「愛」が生まれたことでまさかの事態が起こります。

出典:www.youtube.com
メイビス
「(魔導の深淵、全ての始まり
それは一なる魔法 “愛”
愛は奇跡を起こし、時に悲しみを引き起こす
矛盾の呪いをかけられた2人の愛は
最後の矛盾をつきつけられる
愛すれば愛するほどに命を奪うその呪いは
不老不死であるはずの私の命を奪っていった)」
フェアリーテイルの恋模様はどれも面白いですが、ゼレフとメイビスの関係性は中でも格別ですよね。絶望的状況だったゼレフにやっと希望が見えたかと思いきや、またしても自分のせいで最愛の人を失ってしまうという残酷な展開にはシビれました。
最終的に2人の関係はどうなってしまうのかにも注目ですね。
コメントを残す